来賓挨拶

大野川流域ネットワーキングに期待する

建設省九州地方建設局   大分工事事務長所長 中村 稔様

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「川」、それは古代より我々人間の生活と切っても切れない菅家にあるのもです。「川」は人々に多くの恵みをもたらし、人は「川」に対して、それを利用し、親しみ、時には自然の脅威の対象としてきました。

久住、祖母、阿蘇の山々をその源に、豊富な水量となって流れ続けているこの大野川も、過去より流域の人々と深いつながりをもってきました。そしてまたそれは、人や物を運び、上流と下流の人々の交流の中心ともなっていました。

しかしながら、近年、交通の手段は道路や鉄道に移り、地域の交流の手段としての意識は薄れ、またこれにより生活の場としての意識も薄れてきているのではないでしょうか。

私たち行政に携わる者も、洪水の危険性を低くさせる治水に重みを置きすぎたきらいがあります。

しかしながら、川は地域における皆様の日常生活の中でのき長名自然環境空間です。そして、この水の流れによって、上流から下流までの流域が一つでつながっているのです。

この様な中で、永く大野川の自然を愛し、川づくりに関わってこられた方々が大野川流域連携の輪を広げるため立ち上がられましたこと、非常にすばらしいことと思います。

新しい連携が生まれることにより、地域の方々に愛される新しい川づくりが生まれ、上流から下流をとおしての交流の拡大、川を軸とした新たな地域づくりが生まれるのもとして期待しています。

私たち行政側も、皆様と手と手を携えて、大野川の「川づくり」に一層努力していきたいと考えています。

 

大分県土木建築部    河川課課長 井上 芳明

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 古来より「人と川」の関係は密接なものであり、人間の死活は「川」より起こり「川」を中心に集落が発生し、「川」を利用し交流され徐々に大きな人間社会が形成され、永くこの関係が保たれてきました。しかし、そのごの人間の生活様式、価値観等の変化により、この「人と川」の関係が薄れ「川は洪水から、人命、財産を守るために治めるもの」としての存在となって久しいものがあります。

近年、川のもつ自然、景観等の保全、創造を図り記帳亜河川空間を利用し、又、将来に残すなど、失われた「人と川」の関係を見直す動きが大きくなっており、河川行政の基本法である河川法においてもこれまでの洪水やそれによる災害に対応するための治水面に加え、新たに河川環境の整備と保全が強く位置づけられたとこれであります。

時を同じく流域に多くの生活の場、すばらしい自然を有する大野川において、川の持つ自然を愛し、地域を愛する上流から下流まで全体の流域の皆様方があたらしい地域づくり、川づくりを目指し、連携の輪を広げられることはすばらしいと思われます。

「川」の整備に携わる私たちとしましても心強いパートナーを得ることとなり、皆様方と一緒になってすばらしい大野川の「川」づくりを進めていきたいと考えております。

 

大野川漁業協同組合長 後藤 利夫

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 古代から人間は「生活」していく為にいろんな面にすばらしい知恵を働かせてきた。

 そうした中で真っ先に人々が求めたのは、何といっても「水」であったろうことは疑いない。清らかな水が、命の根源であり、狩猟時代から農耕時代への変化の中でも常に太陽とともに水こそは不可欠の生存条件であった。だからユーフラテスやチグリスの文化も、大陸の文明もすべて大河のほとりに栄えた。

 日本でも同様であり、我らのふるさともその例外ではありえなかった。このように思い至るとき、にわかに、かの淙淙たる大野川の流れの響きがわれらの耳たぶに伝わってくる。遠く祖母の山麓に源を発し、多くの支流を集めて広大な大野国原を貫流し、洋々たる大河となって豊後湾に注ぐ。その水流の何ぞ清冽なる。その水勢の緩急何ぞ妙を得たる。1日静かにこの川に対する時、無限の興趣が横溢して思わず流れの去るのを忘れる。

 思えば、この川のほとりに何千年の昔から人々は生まれそして逝った。しかし、川の流れは依然として旧のごとく、命の諧音を奏でてやまない。そしてそれは却初又は永遠を象徴する韻律ともなってわれらの胸奥に滲みとおるかのようである。だがしかし、われらは、この際、現実の立場に戻って将来を展望しながらいささか考えるところがなければならない。

 「山高きが故に尊からず」との古諺になぞらえて言えば、「川、流るるがゆえに尊からず。魚住むが故に尊し」というべきであろう。

もっとも川には飲料や潅水、発電や観光などの多岐にわたる価値が備わるが、もっとも端的に言えば、豊富な魚族の確保こそ直接的な魅力あるテーマでなければなるまい。清流を走る魚影に心を踊らせ、糸を垂れ、網を広げて歓呼した少年の日の記憶の延長線上に、われらは今日、大野川に如何にして魚族の繁栄をもたらすかについてのきびしい設問が待ちうけていることを知らされるのであるが、はげしい生活環境の変化や不測の被害等は容易にわれらの希求を受け入れようとしない。

 しかし、われらはひるんではならず、又焦ってはならない。そして、日常の活動の心構えを深く銘記し川の流れに劣らない永遠への運動を継続して行くことを覚悟しなければならない。ちなみに、その心構えの私見のいくつかを揚記しよう。

1.川は自然のもっともなるもの。

 できるだけ自然のままの川の風容を譲ろう。

1.川と魚は不離一体のもの。

 魚の住める増える川の水質を譲ろう。

  1. 川は躍動する水の命を包むもの。

 人の命につながる尊厳を譲ろう。

  1. 川は人々の郷愁を温め勇気を鼓舞し夢を育むもの。

 そのロマンを譲ろう。

  1. 母なる大野川はわれらのふるさと人のもの。

 その永遠の流れを譲ろう。

 すなわち、これらのテーマこそが、大野川漁協と大野川流域ネットワーキングに寄せるわれらの期待を無限のものとする所以に他ならない。

 

その他多くの方々からご挨拶をいただきました。

来賓(大澤).gif (17371 バイト) 来賓(荒木).gif (16085 バイト)  
鶴見川流域ネットワーキング
大澤浩一さん
たまがわネット
荒木稔さん
 
来賓(清水).gif (12639 バイト) 来賓(村田).gif (16361 バイト) 来賓(軸丸).gif (16886 バイト)
九州地域づくりフォーラム
清水博和さん

緑川の清流を取り戻す流域連絡会
事務局長 村田 幸博さん

九州のぼせもん倶楽部
軸丸勇士さん

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